激安のキャセイパシフィックビジネスクラスで行く香港経由クアラルンプール
キャセイパシフィック航空のビジネスクラスは、特に長距離便は快適で安く、しかもワンワールドなので、JALのFOPを貯められるとあって、いいとづくめなのですが、アジア便にもかなりお得なプランがよく設定されています。
今では、サーチャージが全体的に安くなったので、サーチャージを気にしなくてもよくなりましたが、キャセイは戦略的に香港乗り継ぎのアジア便は、サーチャージを安くしていることでも有名でした。必要以上に充実したラウンジは、乗り継ぎ客を呼びこむためのものなのでしょう。アジア便は、便を選べば、中距離用フルフラットや長距離用フルフラットの機材が使われていることもあるで、機材チェックも重要です。
具体的には、ブッキングクラスでいうと、Iのチケットです。ただ、このIクラスのチケットは、航空券単品ではあまり見かけず、パックになっていることが多いです。パックと言っても、ホテル指定で結構選べるので、自分の好みのホテルグループ、都市をターゲットとして決めて、あとは、こまめにチェックです。
香港経由でもそれほど無駄がない都市としては、シンガポール、バンコク、クアラルンプール、ジャカルタ、ホーチミン、ハノイあたりでしょうか。
いつもどおり、上級会員資格を持っているスターウッド、IHG,ヒルトン縛りで探していると、金曜朝発現地夜着、日曜夜発月曜早朝日本着のウェスティン1室2名2泊付きキャセイ・パシフィックビジネスクラス往復のクアラルンプールコミコミ13万円という激安パックを発見。
友人たちとの会食の際に、このパッケージについて話してみると、それ、行こうよということに。流石に1人1部屋でないと辛いので、追加料金を聞いてみると2万円とのこと。15万円!こりゃ、行かない理由が見つかりません。
ということで、行ってまいりました。
もちろん、またもや、成田発着。激安なので、文句は言えません。
いやあ、新鮮。ツアー参加者は、僕らだけなのですが、成田空港の北団体受付に集合とのこと。パックツアーなので。(w
こんなところに、団体受付があったんですね。
言ってみたら、e-ticketなので、チケットを渡されるわけでもなく、ビジネスクラスカウンターでチェックインしてくださいという説明だけ。あと、クアラルンプールの空港に着いたら、ホテルまでの送迎があるので、現地係員がお迎えにとのこと。Mr.ほげほげってプレートを持って待っているんでしょうか?
さて、いつもどおり、JALのファーストラウンジからスタート。
ええ、寿司とカレーです。(もう、いいって)
またもや、サテライトからの出発なので、マッサージ受けたら、サテライトのラウンジへ移動します。
さて、いよいよ搭乗。今回の機材ですが・・・。
金曜発、月曜早朝帰りというスケジュールの場合、新リージョナルシートの機材しかありませんでした。足元も狭いわけでもないですし、モニターも大きく、USBもあるし・・・とただ、フルフラットじゃないんですよね。行きは昼間なので、起きているのよいのですが、帰り、深夜便なのに、フルフラットじゃないと疲れますよね。
4便乗りますが、4便ともこんなシート。
ご飯は、特筆すべきものはありません。
香港乗り換えは、いつものラウンジです。行きは、遅延のおかげで、ラウンジによる時間もありませんでしたが、帰りは、いつものThe Wingのファーストクラスラウンジでシャワー(風呂は空きなし)&ご飯でしたが、詳しくは他の記事を参照ください。
香港は、晴天でした。
ボーディングまで、到着から、15分くらいしかないという絶妙な乗り換えを経て、また、NEWリージョナルのシートでクアラルンプールへ。
到着すると、案の定、プレートを持った現地の係員がお出迎え。
ワンボックスに乗って、一路、中心地にあるウェスティンホテルへ。
クアラルンプールは、かなり久しぶりなのですが、以前来た時とは違う空港に移転したようですね。
友人も含め、全員SPGゴールド(といっても、全員アメックス・プラチナでもらったインチキです)なので、全部屋がアップグレードされました。
こんな部屋でした。
まあ、十分かな。アメニティも広さも。
クアラルンプールは、意外なことに、東京より涼しく、スコールが降ると、一気に気温が下がるので、過ごしやすい気温でした。
滞在中の午前中、プールサイドでスコールが上がるのを待ったり。
朝食も充実で、この値段で考えると満足できるホテルでした。
あっという間に、滞在を終え(現地のアクティビティや観光は省略しますが)クアラルンプール空港に早めに到着。というのも、いつもと違って、送迎があるので、早めに空港に送られるのです。
クアラルンプールといえば、ワンワールド加盟のマレーシア航空の本拠地。となれば、噂のマレーシア航空GOLDEN LOUNGEのファーストクラスラウンジでしょう。またもやサテライトだけど。
香港の食事コーナーより広いレストランで、メニューから注文して、作ってもらうスタイル。まずは、シャンパンで乾杯からスタート。マレーシア航空のファーストクラスがある機材のフライトがあまりなかったのか、ビジネスクラスラウンジは結構人がいたのですが、ファーストラウンジはガラガラ。貸し切り状態でした。
十分に楽しんだところで、搭乗。一路、日本へ。
途中、香港で乗り換えですが。
成田発着だということと、シートがフルフラットじゃなかったことが少し不満でしたが、15万円という値段を考えれば、十分及第点のツアーだと思います。
FOPは、
NRT/HKG 2,279
HKG/KUL 1,965
KUL/HKG 1,965
HKG/NRT 2,279
トータルで8,488
羽田沖縄をファーストクラスの往復割引で3,352X2=6,704FOP
価格が約10万円と考えると、ウェスティン2泊付きで、8,488FOPは、かなり効率がよいと思います。十分、東南アジア旅行も堪能できますしね。
こまめにチェックして、いいのがあれば、週末にGOです。